日本でも好きですが、本屋さんに行くというのは気分が高揚します。
ものを読むのはもっぱら、インターネットを通しての情報が多い私ですが
本屋さんにゆったりと漂う知的な雰囲気が好きです。
旅行系の本を見に、Waterstonesという本屋さんに行った時のこと。
アート系やお料理本、クラフト関連なども写真を見て楽しんできました。
下の写真の中の右側は本屋さんではなくてNationalTrustで買ったお花の本。
半額だったので£2.50だった素敵な一冊。
ヴィクトリア時代のお花のイラストと、花言葉やその花にまつわる逸話や詩が
掲載されているという、なんとも乙女チックな本です。
イラストが綺麗なので、最初はカード作りとかクラフトに切り貼りして使えそう
だと思いましたが、可愛い本なので切っちゃうのはもったいないですね。
さて、Waterstonesで、ふと目に留まった本の題名に「
WashiTape」。
何のことかと思ったら、マスキングテープを使ったアイディア作品集でした。
日本では、マステと略されてるマスキングテープですが、外国(イギリス)では
オシャレで可愛いデザインのものは「Japanese Washi Tape」だそう。
正確には和紙では作られてないだろうけど、「日本から来た」とすぐにわかる
このネーミング、なかなか嬉しいものです。
WashiTapeのクラフト最近なかなか人気なのか、少ないクラフト蔵書の中に
4冊も在庫がありました。
パーティーの三角帽子や文房具のクラフトなど、どれを見ても簡単に作れて
可愛い仕上がりで、子供が喜びそう♪
次に日本に帰るときは、マスキングテープ…いや、WashiTapeを買って
イギリスに帰ってこようかな?
そういえば、マスキングテープで思い出したんだけど、もともとの用途は
その名の通り、覆うこと。
ペンキを塗る際、ドアや窓の枠などに貼って、はみ出しを防ぐために使います。
この大工さん御用達のテープは英語でも「Masking Tape」なのですが
イギリスで使っているのを、ついぞ見たことがありません。。。
うちのホームにいるメンテナンスのおっちゃんも、街でペンキを塗るお兄さんも
何故か真剣にハケをプルプルさせながらペンキを塗ってます。
マスキングテープを貼れば、そんなに緊張しなくても気軽にペンキを塗れるのに。
余計に時間がかかっている上、やっぱりマスキングテープ使用時に比べると
仕上がりに格段の差が!
2〜3年前に住み込みでボランティアをしていた時、メンテナンスのおっちゃんが
シャワールームのペンキを塗るのに2か月かけていました。
「もう!私にペンキよこして!」と何度言おうと思ったことか…(ペンキ塗り得意な子)
シャワーが使えずに、温度調節が難しくて温水がすぐ無くなるお風呂を使って
過ごした冬の2か月後。
プルプルしながら真剣に塗った結果、ドアにペンキが付いてるという事態。おぉぉ。。。
そんな残念な思い出がうっすら蘇りました。
もし将来、家でペンキを塗ることがあったらマスキングテープ、必ず使います。